谷田メソッドとは?
谷田自身が、30年間に渡りフィットネス業界や多くのスポーツ競技選手に携わった経験・研究により開発した独自のメソッドが“谷田メソッド”です。
このメソッドを実行することで、個人・チームに関わらず短時間でのパーソナルトレーニングセッションが可能となります。
谷田メソッドでは、連動性(インターロッキング)と循環性(サイクル)を用いたトレーニングおよびエクササイズを提供します。
①連動性(インターロッキング)について
人間は重力に対して真っ直ぐ垂直な姿勢をとることがとても重要です。歪んだ姿勢は筋肉を硬くし、その硬くなった筋肉が動かす骨や筋膜は大きな負担を抱えながら動作を行なっています。偏った姿勢は身体の過度 な緊張や特定の部位のみで力発揮を行うため、正しい動作が表現できないだけでなく、身体に大きな負担をかけ続けることになるのです。正しい姿勢はどの方向へもスムーズな移動が可能になりますが、偏った姿勢 は偏った移動しか行われなくなります。人間の身体における司令塔は脳です。大脳はものを考えたり、決めたりする知的な働きを行い、小脳は歩く・走るといった運動をコントロールする働きを行い、脳幹は呼吸な ど生命をコントロールする働きを行なっています。歪んだ姿勢は、この司令塔に誤った記憶をダウンロードしている状態です。これらを無くすためには正しいトレーニング・エクササイズを行い、正しい間違いの無 い動きをダウンロードすることが必要となります。そのためには、身体(筋肉・骨格)の正しい組み合わせを作り上げることが必要不可欠となります。 例えば、運動動作において常に一番最初に働く筋は腹横筋ですが、この腹横筋を前述から考えると脳幹の呼吸という部分にアプローチを行い、横隔膜といった呼吸筋と連動させながら腹横筋を鍛えることで姿勢の改 善にも繋がるのです。スポーツで言えば動作の選択肢や動きの再現性に対する反応能力が上手くいかずパフォーマンスが上がらないということも考えるべきです。
②循環性(サイクル)について
人間は重力に対して真っ直ぐ立ち、正しい動作を行えるようにするため、生まれた時からトレーニングを行なっています。生後から仰向けで、体の前面パーツ(足関節背屈含む)を鍛えながら両足をあげ呼吸筋を鍛 えます。生後 3〜6 ヶ月の寝返り期では、体の側面パーツなどを使い回旋動作を覚え、うつ伏せ期では体の後面パーツ(足関節底屈含む)を鍛えていき、ハイハイ期では肩甲骨、股関節、体幹部、呼吸筋の連動準備 を行いながら立位状態(生後 1 年が約 9 割)の準備を丁寧に行なっています。これら全ては、重力に対して真っ直ぐ立ち動作を行う為の訓練です。立位が始まりここから作り上げた深部・前面部・後面部・側面部・回 旋動作をどのように上手く循環させていくかが重要となります。例えば、前に歩くときは踵から歩き、後ろに歩くときはつま先から歩くといった当たり前のことをしっかり行えているだろうか。ほんの少しの間違え で身体の正しいサイクルは失われてしまいます。また、手を強く握ればお腹に力が入りますが、股関節の動きが制限され足が上がりにくいのがわかると思います。常に身体ではサイクルが行われています。 間違ったサイクルは気づかないうちに記憶されていきます。良いトレーニングやエクササイズは、身体能力を向上させ正しい理想の身体を手にすることが実現できるのです。
③無意識の開発
人間の行動は脳の運動ニューロンの神経活動により動作を起こします。この一連の流れには約0.5秒の遅れが生じると言われています。 つまり、人間の動作は無意識→意識→行動という流れで生まれています。これは私たち人間が、脳で記録された記憶をベースとしながら体を動かす最初の運動である証拠です。トレーニングによって脳へ正しい動作の無意識を開発することは競技能力のパフォーマンスを向上させるだけでなく、怪我を予防や原因のわからない痛みへの改善、心地良い日常生活を送る上でとても重要なものとなります。
対象者別効果
■スポーツ選手:競技能力向上・維持、怪我の予防、早期復帰
■一般スポーツ愛好家:競技能力向上・維持、怪我の予防、早期復帰
■高齢者:機能改善・身体能力向上・怪我の予防(転倒・骨折など)
■子供:機能向上・運動能力の発達向上・怪我の予防
PROFILE
谷田亮太Ryota Tanida
■ NESTA-PFT (全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー)
■ NASM―PES(全米スポーツ医学アカデミー認定スペシャリスト)
■ NESTA-SPS(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定スポーツパフォーマンススペシャリスト)
■ KCA 国際カイロプラティック連盟認定 国際カイロプラティック師
欧州クラブ所属サッカー日本代表選手をはじめ、各種競技トップアスリートの専属トレーナーとして活動。
選手のパフォーマンス向上から一般的な健康維持トレーニングまで幅広く指導、また、多くの人気パーソナルトレーナーをフィットネスの世界へ輩出し続け、人材育成にも力を入れている。 その経験と運動生理学(Exercise physiology)・機能解剖学(Functional Anatomy)・生体力学(Biomechanics)に基づいた研究により唯一無二のメソッド(谷田メソッド)を開発した。